Anker「Smart Scale C1レビュー」P2 Proとの違いを比較

Ankerのスマートホームブランド「Eufy」より2022年8月30日に発売された2機種の体重体組成計「Smart Scale C1」と「Eufy Smart Scale P2 Pro」このうち「Smart Scale C1」を購入したので、使い心地や良かった点などを詳しくレビューしていきます。また、「Eufy Smart Scale P2 Pro」と違う点を比較してみましたので、購入を考えている方は参考にしてみてください。

Eufy Smart Scale C1|仕様

パッケージ内容

  • Eufy Smart Scale C1
  • 単4形アルカリ乾電池 x3 
  • 取扱説明書、18ヶ月保証 + 6ヶ月 (Anker会員登録後)

本体サイズサイズ

約28 x 28 x 2.3cm

本体重量

約1.2kg

Eufy Smart Scale C1はどんな事ができる?

「Eufy Smart Scale C1」は「Eufy Smart Scale P2 Pro」に比べると使える機能は少ないものの、普通に健康管理をするぶんには十分すぎると言ってもいい機能を備えている。

12の指標で体全体を測定

  • 体重
  • 体脂肪率
  • BMI
  • 体脂肪量
  • 除脂肪体重
  • 基礎代謝量
  • 内臓脂肪
  • 筋肉量
  • 筋肉率
  • 骨量(kg)
  • 骨量(%)
  • 水分量

Bluetooth対応

Bluetooth使用してEufyLifeアプリに接続することで、測定したデータをアップロードしアプリ上で管理できます。

健康管理アプリと連携できる

Appleのヘルスケア、Google Fit、Fitbitなどと連携することできます。

使い方はめちゃくちゃ簡単

Eufy Smart Scale C1の使い方はとっても簡単。

まずは測定・管理に必要なEufyLifeアプリをダウンロードします。初めてアプリを起動した場合は、無料のEufyアカウント登録をする必要があります。案内にそってアカウント登録を済ませログイン。そのままアプリの指示に従い性別、身長、生年月日などを入力します。

アプリの設定画面から「デバイスの追加」で体重計をペアリング。

あとはスマホでEufyLifeアプリを開いたまま体重計に乗るだけでOK。自動で測定結果がアプリと同期されます。

2週間使ってみた感想

これまで私が使っていた体重計はBluetoothに非対応のもので、測定結果を毎回手入力でヘルスケアアプリに入力していた。「Eufy Smart Scale C1」はアプリを開いた状態で3〜4秒間体重計の上に乗るだけですべてが完結する。さらには、これまでの体重をグラフにしてくれ、各測定項目の詳細レポートを簡単に確認することができるので本当に便利。詳細レポートの各項目をタップすると、その項目の正常値や詳しい説明が書いてあるので、自分の体が今どのような状態にあるのかひと目で確認することができる。

本体底面にはしっかりとした滑り止めがついているので、私みたいな重量級が乗ってもガタつき、グラつきはまったく感じられなかった。

我が家では私と妻の2人分の測定結果を管理している。最大16人まで登録することができるのだが、はっきり言ってオーバースペック。

今では「Eufy Smart Scale C1」を買って良かったと思っている。体重計に乗る回数も必然的に増え、以前より健康管理に気を使うようになった。健康に気を使っている方や、ダイエット中の方には本当におすすめ。値段もリーズナブルなのでお財布に優しい。

C1とP2 Proの違いを比較

エントリーモデルが「Eufy Smart Scale C1」で上位モデルが「Eufy Smart Scale P2 Pro」という位置づけ。この2つの機種にどんな違いがあるのか比較してみた。

本体サイズ

Eufy Smart Scale P2 Proのほうが高さが3mmほど高くなっている。それ以外の重さやサイズは一緒。

Eufy Smart Scale C1

約28 x 28 x 2.3cm 重さ 1.2kg

Eufy Smart Scale P2 Pro

約28 x 28 x 2.6cm 重さ 1.2kg

価格

多機能な分Eufy Smart Scale P2 ProのほうがEufy Smart Scale C1よりも3,000円ほど高い。

測定できる項目

計測項目Eufy Smart Scale C1Eufy Smart Scale P2 Pro
体重
体脂肪率
BMI
体脂肪量
除脂肪体重
基礎代謝量
内臓脂肪
筋肉量
筋肉率
骨量(kg)
骨率(%)
水分量
タンパク質×
体内年齢×
ボディタイプ×
皮下脂肪率×

計測範囲・最小表示・計測精度

より細かく精度の高い計測を求めるならEufy Smart Scale P2 Pro

Eufy Smart Scale C1

計測範囲:5kg〜150kg

最小表示:5〜75kgまで:100g単位 75〜150kgまで:200g単位

計測精度:5〜75kgまで:±200g 75〜150kgまで:±400g

Eufy Smart Scale P2 Pro

計測範囲:0.1kg〜150kg

最小表示:0.1kg〜5kgまで:50g単位 5〜75kgまで:100g単位 75〜150kgまで:200g単位

計測精度:0.1kg〜5kgまで:±50g 5〜75kgまで:±200g 75〜150kgまで:±400g

P2 ProはWi-FiとBluetoothに対応

P2 ProはBluetoothだけでなくWi-Fiにも対応しています。一度Wi-Fiで接続すれば、体重計に乗るだけで測定結果を自動で同期でき、アプリを開く必要がありません。Wi-Fi環境がない場合でも「Eufy Smart Scale C1」と同様にBluetoothで接続することもできます。

ベビー・ペットモード

P2 ProにはC1にはないベビー・ペットモードという機能があります。C1の計測範囲が5kg〜150kgまでに対し、P2 Proは0.1kg〜150kgまでと計測できる範囲が広くなっています。また、0,1kg〜5kgまでは最小計測単位が50gとなっている為、より詳細に赤ちゃんや小型犬などの体重を計測することができます。

登録可能人数の違い

アプリ上で管理できる登録人数にも違いがあります。C1は最大時16人まで対応。P2 Proは無制限となっています。一般家庭で使用する場合は16人も登録できれば必要十分な気がしますが、もしも16人以上登録する必要がある場合はP2 Proがおすすめです。

C1とP2 Proどっちがおすすめ?

結論。大抵の人はEufy Smart Scale C1で十分。

より細かく計測・管理したい人、Wi-Fi接続が必須の人、赤ちゃんやペットの体重を測る必要がある人はEufy Smart Scale P2 Pro一択となります。

Eufy Smart Scale P2 Proに比べてEufy Smart Scale C1は測定項目が少なく、Wi-Fi接続不可、ペット・ベビーが無いなど一見劣っているように感じてしまうかもしれません。ですが、C1は体重、体脂肪、BMI、筋肉量をはじめとする全12項目を測定できるほか、Bluetoothにもしっかり対応しています。アスリート以外の普通の人は12項目も測定できれば十分ではないでしょうか?

Wi-Fi接続に関しても、測定時にスマホでアプリを開く必要がないため楽ではありますが、1日に何十回も測定するわけではないので、スマホでアプリを開く動作はそんなに面倒とは思いません。

以上のことをふまえたうえで、機能、実用性、価格面などを考慮しC1とP2 Proどちらが自分にあっているか選んでみてはいかがでしょうか?