【レビュー】PS5 4K60Hz対応HDMIセレクター|ラトック RS-HDSW31–4K

テレビのHDMIポート足りてますか? DVDレコーダー、PlayStation5、Nintendo Switch、FireStick、Chromecast、Apple TV、HDMIポートがいくつあっても足りません。そんな時必要になってくるのがHDMIセレクター(切替機)です。ただし、Amazonなどで1000円や2000円で売っている格安中華製品はオススメしません。商品が届いていざ使ってみると、映らなかった…なんて事になる場合があるからです。私も過去に値段の安いHDMIセレクターを購入して、実際に失敗した経験があります。

この記事では、現在わたしが実際に使用している、PS5やNintendo Switchに対応したおすすめの日本メーカー製HDMIセレクター【ラトック RS-HDSW31–4K】について詳しくレビューしていきます。

PS5や4K60Hzに対応したHDMIセレクターの購入を検討している人は、参考にしてみてください。

「RS-HDSW31-4K」「RS-HDSW31-4KAは仕様/梱包内容ともに同一です。「RS-HDSW31-4KAはAmazon専売品となっています。

ラトック RS-HDSW31–4K

電化製品にそれなりに詳しい方なら一度は「ラトックシステム株式会社」という名前を聞いたことがあると思います。大阪に本社があるパソコン・スマホ周辺機器、AV・オーディオ関連機器のメーカーです。私はHDMIセレクターの他に、RAID対応HDDケースを使用しており、個人的には非常に信頼のあるメーカーです。

4K/60Hz、HDRに対応。

RS-HDSW31–4Khは4K(最大4096×2160)、60Hz映像の入出力に対応しています。テレビ側に4K対応のHDMI入力が1ポートあれば、接続した機器すべての4K映像をそのまま映し出すことができます。また、超高画質技術「HDR(High Dynamic Range imaging)」の映像にも対応しています。

1080p/120fpsなどフレームレートの高いゲームの動作にも対応しているので、FPSなどのゲームをする人にもおすすめです。

切替方法は二通り

入力ポートに接続されている機器を切り替える方法は、本体ボタンとリモコンの二通りから選べます。リモコンで切替をする場合は、付属の受光部ユニットを見通しの良い所に設置する必要があります。私は配線などがゴチャゴチャするのがイヤなので、受光部ユニットは設置せずに本体の切り替えボタンだけで使用しています。

実際に使ってみた感想

良かったところ

切替ボタンの感触が最高

個人的に切替ボタンの押し心地がかなり好み。クリック感が強めで「コチッ」とした感触がとても気持ち良い。思わず連打したくなるレベル。

外部電源で安定した動作

家庭用のコンセントから外聞電源を取ることができるので、電力不足になることがなく動作がとても安定している。他社製の安い製品だと外部電源をとれない製品もあるので、これは嬉しいポイント。

滑り止め付き

最初から本体裏面の4カ所に滑り止めがついているので、ボタンを押した際にズレる心配がない。ユーザー目線の細かい配慮がされている。

いまいちだったところ

電源ケーブルの差し込み口

これは私の使い方の問題かもしれないが、OUTPUT側に電源ケーブルの差し込み口があるのが使いにくく感じた。設置場所を事前に確認しておいた方がいいかもしれない。

ACアダプターがでかい
ACアダプター

この手のACアダプターはコンセントに差し込んだとき、隣の差し込み口を邪魔するので嫌いです。こいつのせいで他のACアダプターを差し込めなくなる場合があります。未だにこのタイプのACアダプターが多くて本当にイヤ。

ラトック RS-HDSW31–4K|まとめ

今回紹介したのは3入力1出力のモデルだが、ラトックには他にも4入力、5入力のモデルもあるので、接続機器が多い人はそちらを選ぶと良い。値段もそんなに高くなく安心の日本メーカー製ということを考えれば、中華製HDMIセレクターを購入して安物買いの銭失いになるより、ラトック RS-HDSW31–4Kを購入しておけば間違いない。とくに、PS5に対応した製品の情報はまだ少ないので、PS5での使用を考えている人はコレでOK。100%正常に映ります(不良品は除く)

4入力1出力モデル|RS-HDSW41-4K

5入力1出力モデル|RS-HDSW51-4K

余談ですが、4KやHDRで使用する人は、ちゃんと対応した高品質のHDMIケーブルを使わないとダメですよ。